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2018年7月9日月曜日

西澤豊のエジプト編Ⅰその2

2010年2月6日 投稿者: aterierguildの修復

 ピラミッドの真近からはその全容は見えません。
基段部から、切り出しの石材ブロックが荒々しくむき出しにされています。
この石段の無造作に崩れた面が、遠く離れれば明確な輪郭を形成しています。
この写真のねらいは、このコントラストにあります。
これにより、部分写真であるにもかかわらずピラミッドの壮大な大きさを感じさせてくれます。




ピラミッドの謎

 ピラミッドは石灰岩のブロックでできているがますが、当初はそれだけではありませんでした。
現在のようにむき出しになる前は、下段部もしくは全面が花崗岩の板で厚く覆われていたそうです。
この石はとても硬く、特殊な刃物かのみでなければ加工できません。
さらに、その表面は磨かれていたといいます。現在でも基壇部の足元にわずかな痕跡が見られるそうです。
中世に起きた地震によって表面の花崗岩が崩れ落ちたという説がありますが、それ以前から既に石材のはぎ取り作業は始まっていました。
モスクを始めカイロの町がこの石材でできたといわれています。

 ピラミッドには幾つかの目的があったそうです。
その目的・機能は、我々の文明の技術では追いつかないレベルにある模様です。
その内の一つはピラミッドの形状にあり、この形状がある磁気的エネルギーを集約する装置の役目をはたしていたそうです。
磁気的エネルギー集積は内部に珪砂を大量に詰め込んであることからも分かります。
どうやらケイ素を主成分とした鉱物をこの種の形状に詰め込んでおくと電気仕掛けの装置になっていたようです。

 次に続く西澤氏の写真にミナレットがありますが、これも当初はその目的のため珪砂が詰められていたそうです。
磁気エネルギーの集約はこれだけでなく、地球や太陽系の動きも利用していました。
太陽系は昂(プレアデス星団)の恒星(アルシオーネ)を中心に運行していますが、地球が太陽の周りを公転する間、一年の内2回この恒星の影響を受ける日があります。
この日に地磁気は大量にピラミッド内部に集められ、余剰エネルギーは頂点より上部へと放散させられると言われています。
その利用についてはいまだ明かされてはいません。

 私の直感ですが、その上層に放出したエネルギーは何か映像のようなものを映し出していたのではないでしょうか。しかも、巨大な三次元映像のようなものを中空上に。

 思わず、このような巨大な像を目にするとそう想像したくなります。
下の写真はナイルの河岸に埋まっていたラムセス2世の巨像。発見されたその場へ建物を作って博物館にしたそうです。

質感が実に生々しい写真です。



その他、10点の写真は西澤豊氏のファイルに収録しました。
こちらからご覧になれます。

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