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2018年6月28日木曜日

久しぶりの山吉田

 本日、久しぶりに新城、山吉田を訪れる。

屋外の作業場はすっかり雑草に覆われていた
先日の件以来、早々アトリエの土地建物を見たい方が現れ、立会いのため河合利夫氏に同伴。

 その際こんな時にしかできないので、内藤夫妻のお墓参りにも行く。正面の山の右山腹にある墓地まで汗をかきながら登る。

墓地からの帰り道、アトリエを望む
木蓮の木が巨木になっている。
その右に目を移すと内藤家が竹林に覆われていた。
豊橋に帰路車中、河合利夫氏自ら設計の茶室に話がおよぶ。
帰り際、建設中の茶室内部を拝見。
ついでに茶室の扁額(看板)を見せてもらう。
さらにチタン製の茶器も。これは渋かった。

茶室の看板、扁額
題目は左から読んで「何似」と書いて
「カジ」と読む。
 意味は、禅案禅で与えられた公案=自己の解決すべき課題)の「何似生(カジセイ)」から来ているのだろう。
河合氏が入魂こめて茶室につけた名前。
言っていた意味はすっかり忘れてしまった。
調べると、「ありのままの」と言う意味だ。だが、より具体的に言い換えればこんな意味合いになる。

 コピペでない自分を探し出せ。

 河合氏が依頼して彫ってもらった、山田雅夫氏最後の仕事。







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